東日本大震災から10年、東北地方の太平洋沿岸部は壊滅的な被害を受けましたが、復興道路・河川・高台移転など、インフラの復興はほぼ完了する見込みとなってきています。
被災直後の啓開・緊急復旧から現在の復興に至る過程で、土木技術者は迅速な対応を求められ、それまで経験したことの無い多くの課題に直面しながら、どのように取り組んできたのでしょうか?
各分野で復興に取り組んできた土木技術者11名の方に、未曽有の大震災に直面した時の思い、震災業務から得た教訓・知見、近い将来に発生するであろう大災害に備えて伝えたい技術について語って頂き、その声を集約し震災における建設業の役割について考えました。
リレートークの公開にあたり、ご協力頂きました建設関係団体各位、並びにインタビューに参加頂きました土木技術者の方々に感謝申し上げます。
写真集を希望される方は、公益ビル1F窓口にて1個人様につき1冊(実費500円(税込))でのご提供となります。
なお、発送をご希望の方は、下記申込書よりお申込みください。
※ 在庫限りとなり先着順での受付となります。
※ 法人様は窓口のみの対応となります。
本書は東日本大震災において国土交通省東北地方整備局が過酷な災害対応を行った実体験に基づき、各クラスの指揮官の行動規範となる具体の指針を整理した内部資料です。
発刊以来その生々しい経験と実相に基づいた力強く説得力ある教訓の数々は、各方面から危機管理に共通する重要な事項が示されていて参考になるとして反響を呼び、日を追うごとに入手を希望する声が大きくなってきたところです。
東北地域づくり協会は、多様なサービスを提供する非営利活動を担う組織として、そのニーズに応えるために、この度、東北地方整備局の許可を得て、入手を希望する方々に対して、公益事業として本書を実費提供させて頂くことといたしました。
これを機会に、本書をできるだけ多くの方にお読みいただき、防災などの危機管理をよりスムーズに行うための心得が養われ、明日の日本の防災力がより向上することを強く希望します。
東北地域づくり協会は、東日本大震災の発災直後から被災状況把握や復旧支援を行い、現在も早期復興に向けた様々な支援活動に取り組んでいます。
当該アニメについては、震災直後の2011年9月に制作企画に着手し、現地取材を重ねテーマを「備え」と「避難」の2つに設定し、約5年間にわたる制作期間を経て2016年8月に完成したものです。