東日本大震災により、福島県内において除染に伴い発生した大量の除去土壌等の処理が復興に向けた大きな課題となっています。除去土壌などを最終処分までの間、安全かつ集中的に貯蔵する中間貯蔵施設を整備し、除去土壌などを仮置場などから輸送する必要があります。
私は、環境省が発注する中間貯蔵施設の保管場、受入・分別施設、土壌貯蔵施設などの整備工事の積算業務を行っています。自分が携わった工事が完成に近づいていく様子を目の当たりにすると、とても達成感があります。仕事をしていく中で新たな課題もありますが、周りの方々の協力を得ることにより、確かな知識を身につけ、正確な積算、適正な工事価格を算出することを心がけています。日々、皆さんと一緒に働ける事を楽しみにしています。
みんなが当たり前のように使っている道路。そこには交通渋滞や交通事故など、早急に対応しなければならない深刻な問題があります。私は、国土交通省が行う交通安全事業について、円滑で効率的、さらにコスト縮減等に配慮しつつ、早期に安全で安心して利用できる道路になることをめざし、事業マネジメント(事業監理)を担当しております。
主に調査や設計、地元や関係機関等との協議・調整を行っていますが、事業が進んでいく様を直接実感することができ、大変やりがいがある仕事です。
また、道路利用者の安全確保・利便性向上に直結する事業に携われることに、日々誇りを感じながら仕事をしています。皆さんの優れた『柔軟性』と『行動力』を待っています。
当協会にとって技術系の女性職員として初めて採用されました。近年は女性技術者が増え仕事上で区別されることはなくなってきましたし、業界としても積極的に受け入れる傾向にあります。私の主な業務は技術審査業務や復興関連業務です。具体的には国土交通省が公共工事の業者を決定する際に行う総合評価のための書類の整理などを行っています。また、土木学会の幹事をさせていただいており、土木技術や業界に関する女性向けのイベントの企画や運営なども行っています。
当協会には資格取得支援制度があり、私は支援を得て一級土木施工管理技士を取得しました。やる気を支援してくれる職場に感謝しています。
土木の仕事といえば施工や設計のイメージが強いと思いますが、発注者側の支援をする仕事があることを知っていただきたいです。建設業界の仕事では、道路やトンネルなど限られた分野のスペシャリストとして活躍することが多いと思いますが、当協会の仕事は道路、河川、橋梁上部工、下部エなど多岐にわたる知識が必要であり、オールマイティな力が必要です。そこに大きなやりがいが感じられます。ぜひ一緒にゼネラリストを目指してみませんか。
当協会を志望したのは、社会資本整備に関する仕事や、公益事業に関心があったためです。公益事業として、防災活動支援や復興事業に関わる技術支援、河川・ダム・道路の事業監理業務を通じて、地域に根ざした社会資本整備に携わる事ができている事に魅力を感じています。
私が所属する管理部は、経理、総務、人事の仕事を通じて、各業務の下支えをしていると自負しています。私のメインの業務は契約管理ですが、ほかにも経理事務や庁舎管理など多岐にわたります。技術職員とは別分野で協会の経営にも関わる仕事にやりがいを感じています。
私は職員の皆さんが快適に仕事ができる環境づくりを心掛けていますし、職員の皆さんのモチベーションを維持することも大切な役割だと考えています。関係各所への対応も多い事から、コミュニケーションの大切さも感じています。
学生の皆さんには、部活動やサークル活動などでさまざまな経験を積んで欲しいと思います。幅広い人たちとふれあうことで視野が広がり、コミュニケーション能力が鍛えられ、臨機応変に自分で考えて行動できる訓練になると思います。広げた視野を活かして、一緒に地域社会を支える仕事をバックアッブしていきませんか。
高校生の頃、校内で行われた企業説明会で当協会の事業内容について説明を受け、公益事業と収益事業の2つの事業による社会貢献に魅力を感じ、就職しました。
入社してから2年間は青森支所に勤務し、収益事業である「復興関連事業」に携わっていました。3年目から現在の部署に異動となり、公益事業と収益事業の2つの業務を担っています。
公益事業では、行政経験及び災害対応経験が豊富な防災エキスバートの事務局を担っています。今後予測される大規模災害の発生に備えた、防災体制強化が必要となるため、防災エキスバートによる支援は必要不可欠となっています。収益事業では、国の災害対策事業の促進を図る事業監理業務に携わっています。事業監理業務では、土木に対する幅広い知識や経験を活かし、事業の進捗管理や関係者との事業調整等の業務を行っています。防災支援事業の第一線に携われることや、事業監理業務による社会資本整備に貢献していることにやりがいを感じています。
私が学生の時は、「社会に出て働く」ということに不安を感じていましたが、頼もしい上司や優しい先輩方の丁寧な指導により、今では自信を持って働くことが出来ています。現在学生の皆さんと、当協会の一員として一緒に働ける日を楽しみにしています。
ハードな仕事も多いですが、それだけに達成した時の喜びは何物にもかえられません。