平成24年冬号(vol.24)

みやぎ会 鳳鳴大滝
鳳鳴大滝
みやぎ会の活動
平成23年ボランティア活動状況

みやぎ会では、東北地方整備局が行っている「ボランティア・サポート・プログラム」の認定を受け、国道48号の清掃活動を行っています。

活動は4〜9月の第4土曜日で、今年の活動日は下記のとおりです。当日は宮城総合支所駐車場に集合し、午前6時半から約1時間程度の作業を行います。

なお、8月は例年「ルート48クリーン運動」に参加するのですが、今年は東日本大震災の影響でクリーン運動が中止になったため、第4土曜日に通常の活動を行いました。

ボランティア風景 ボランティア風景

東日本大震災から9ヶ月

12都道府県の死者、行方不明合わせて19,386人

うち東北三県で19,316人(12月2日現在、警察庁まとめ)

と多くの犠牲者、想像を絶する甚大な被害をうけ、

被害や事前の備えが「想定外」と言う人、「想定内」と言う人様々、

各専門分野の先生方それぞれに、毎日マスコミ報道流れてくる、

9ヶ月が過ぎ復興のツチ音がまだ聞こえない、このままでいいのだろうか。


当みやぎ会からも支援活動に奔走された方々、本当にご苦労さまでした、

私は古希を迎え、「防災エキスパート」登録を平成22年2月で辞退、

周囲の足手まといにならないよう心がけております。

25年前、大船渡維持出張所で2年勤務、地震直後の点検パトで、気仙大橋の鑑査廊に入って点検した記憶もあり、先日見舞い方々、震災の現地陸前高田と大船渡へ行ってきました、

一関側から陸前高田に入る気仙川右岸を河口方向へ

国道45号に出て、橋桁を消失した「気仙大橋」の仮橋を渡り左側の市街地は山の端まで見通せて、街が無くなり、大地がむき出になった陸前高田の市街地、変わり果てた現状をハンドルを握りながら北上、右側はあの「高田松原」も一本残して全て無くなり、七万本のうちの残った一本も、これから厳しい冬を向かえる、

国道45号の際まで海が迫り、千 昌夫が地元に創建した「キャピタルホテル1000」の周りも海水が打ち寄せ、沿線の5階建てのアパート1階から4階の窓が枠ごと津波により失われていた、誰がこんな状態になろうと想像出来たろう、ダンプが行き来し、重機が瓦礫の山をそちこちに、積み上げていた、人影は無い、

大船渡でも国道45号を越え山側まで漁船が打ち上げられ、そのままあった、当社元社員の実家も全家族犠牲になったことを聞くに

私ども三陸国道職員を地元の皆さんが「三国さん」と呼んで盛り立ててくれた沿岸の人々、惨状を撮ろうとカメラを持参したが、一度もシャッターを押せずに帰ってきた。

新聞、テレビ等マスコミの情報に流され、美談もあるが「悪人を仕立て揚げる」ような連日の報道、番組は御免だ、 地震と津波は「天災」、それを受けた原子力発電所の事故については「人災」と言い、地震津波で被災された人、原発の近くに住み移転をよぎなくされた方々、余りにも被災規模が大きすぎて、皆んなでかばい合うしかないように思う、すなわち「税金」で補って行くしか無いのですから。


我世代は戦後、何から何まで0からの出発で夢が右上がりにかなえられてきた、

今回、特に若い世代方々は、戦後と比べ生まれた時から快適な生活に慣れて来ている、この大震災でどん底に突き落とされ、我々世代以上に大変だ、

今後復旧・復興事業を進める上で、いろいろな手続きで時間が掛かるだろう、12月1日付け東北地整の報によれば、第三次補正も決まり、他の整備局からの支援体制も整ったとのこと、組織新設増も含めて、効率的に事業が具体化に向けて進むことを願い、大いに期待したい。

今回の大震災は社会資本整備の重要性を理解してもらう契機でもあり、復旧、復興に向け大いに活躍され、被災地のさらなる防災を考慮した河川、道路、都市づくりに邁進して欲しい。

−  H.T −

トピックス

仙台河川国道工事事務所長より認定書交付

仙台西国道維持出張所管内で、道路の清掃や緑地の維持管理・歩道除雪などのボランティア活動を行っている団体で組織している標記協議会の第2回総会が、12月7日に開催されました。

今年度は、11月に青葉通り地下道ギャラリーにおいて「VSP団体活動紹介パネル展」を実施するなど、協議会としての活動が動き出し、来年度はさらに連携を深めていくことなどが話し合われました。

また、仙台河川国道事務所長からボランティア団体認定書【PDF/1.40MB】が交付され、各団体に手渡されました。

愛子バイパスのメタセコイヤがきれいに剪定されました。このように手をかけられて春には美しい新緑を見せてくれるのですね。

(記  森山 清治)


我が家には 成木として、柿(蜂谷、平種無し早世、平種無し、次郎) 梅(白加賀2本、南高、小梅)スモモ2本、プルーン2本、ラ・フランス、花梨、キウイ(オス、メス)、無花果2本、棗(なつめ)、アケビ、ビワ、鉢植えで 柚子、キンカン、林檎、また 小物では スグリ、グミ、山椒、等があります。標題の成り木責めの 風習を知ったのは某ダムの調査で水没地の生活習慣 祭り、風習等を記録に残したいとビデオ撮影の収録に参加して知り得たことでした。当時を思い出すと、古老が自分の家の成木「柿木」で行ったものです、必要な道具は、マサカリ、鉈、子供で、成木の傍に子供がスガマリ、古老がマサカリを手に持ち標題の呪文「成るか成らぬか、成らねば、ブッタ伐るど!」唱えると、子供が「成ります、成ります、成ります。」と答えることで行事は終わります。さて我が家の成木ですが梅、スモモ、カリン、無花果、棗(なつめ)、アケビは問題なく木の生長と共に実を付けましたが、成木責め該当種は蜂谷柿、プルーン、ラ・フランス、キウイ、でした。特に蜂谷柿は植えてから約20年経過していて、一昨年の事、実の成らない事からそろそろ伐ろうと木の傍で1人言を言った記憶が有ります。「手鋸では太くて大変だ等と ぶつぶつ」と、ところが、昨年10個程実を付けたでは有りませんか、今年もと期待したところ5個でした。また キウイですが畑の端っこに植えているので毎年綺麗にコジンマリに仕立てて剪定していましたが、今年は暑かったことも有り剪定せずにホッタラカシにしていましたら、近くの小楢の木にからまり樹高10m程に自由に伸びて行き、小楢の木がキウイの蔦の木かと思えるほどになってしまいました。手入不足を反省している所でしたが、秋になり葉が落ちて見ると木々のいたる所にクリスマスツリーの様に鈴生りに実を100個以上付けていました。

無花果は2年から3年で実を付けます。実と思いきや正式には花で有りますが、上手く育てると食べきれない程収穫できます。生食も美味しいですが、煮て食べると保存も出来ますし美味しいです。木の寿命は4、5年かと思います収穫できたと喜んでいる内 虫「斑カミキリ」に卵を産み付けられ穴だらけになり、その後枯れ死してしまいます。

棗(なつめ)は、高木です。丸く細長い小さく柔らかい 実が木一杯に成ります 熟すと赤くなり見事ですが、その後茶色になり全体みすぼらしくなります。食用ですが生、乾燥してもあまり美味しくないです。トルコ イスタンブールのバザールでは 乾燥した棗(なつめ)が、乾燥無花果、乾燥なす等と一緒に売られていましたので料理に使えるものと思われます。

クコの実(猿梨)これは近くの里山でも時々見られます子供の頃 クコの実は美味しいものの一つで、山で見つけたら秘密にして ひたすら熟すのを待つ事でした。霜が降りるか降りないかと言う頃が食べ頃で何回も下見に行き試食し、酸っぱい頃から味を見ていますが、熟しても4、5個食べると舌が痛くなりあまり沢山食べられませんでしたが、最近我が家では煮てジャムにします。美味しく長持ちするのでパン食の時は重宝しています。

梅の実も毎年 焼酎で梅酒が定番でしたが、家族の誰もが飲まなくなり、梅干にしましたが、毎年作るので一年で消化できず瓶だけが増えていき悩んでいると、今年はこれも煮てジャムにしましたら毎日食べても飽きません。

スモモこの木も樹齢20年過ぎていると思われますが、梅の実の倍ぐらいの実が枝一杯に付き かなりの太い枝も自分の実の重さで枝折れしています。これも今時代は生食では食べなく木で腐らせていましたところ、煮てジャムにしたら美味しく頂いています。

ながながと書きましたが実が一杯 成り食べ切れない時は煮るのがいちばん良いようです本題の成木責めですがプルーン、ラ・フランスは外国産なので英語等で「ブッタ伐るど!」の呪文が必要とプロの栽培の指導が必要かと思われます。

(記  盟 主 一 酔)


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