平成20年春号(vol.9)
みやぎ会 鳳鳴大滝
鳳鳴大滝
みやぎ会の活動
平成20年ボランティア活動状況

みやぎ会では、東北地方整備局が行っている「ボランティア・サポート・プログラム」の認定を受け、国道48号の清掃活動を行っています。なお、この活動につきましては東北建設協会の「みちのく国づくり支援事業」に採択され、傷害保険の支援を頂いております。

  • *平成20年 4月 26日(土)
  • *平成20年 5月 24日(土)
  • *平成20年 6月 28日(土)
  • *平成20年 7月 26日(土)
  • *平成20年 8月 吉日(土)
  • *平成20年 9月 27日(土)
ボランティア風景 ボランティア風景

旧宮城町-私の住んでる町「上愛子地区」

私の住んでいる上愛子地区は、東端は県道秋保温泉愛子線西側から、西端は仙台ハイランド入り口手前まで、北端は広瀬川河岸から南端はサイカチ沼付近の太白区の境界まで東西約9km、南北約3kmの範囲です。北原道地区や蛇台原地区は住宅地となっていますが、松原地区は総合運動場や体育館、温水プール、野球場、テニスコート等の施設が集合し、また、半導体、CD,DVD等のエレクトロニクス関係の工場等が集積しています。上愛子地区内にある主だった箇所を紹介してみます。

1.水道記念館

国道48号熊ヶ根橋を渡り右折し、定義方面へ約1kmの所に仙台市の水道記念館があります。

・昭和9年に、仙台の水瓶として、青下第1、第2、第3ダムが造られ現在も稼働しています。

・平成8年3月に、歴史的価値が認められ、国の登録文化財に登録されました。

・水道記念館には、「仙台市の水道の歩み」、「水道の仕組み」、「水と環境」などのゾーンがあり、水について学ぶことが出来ます。

2.鎌倉山

JR仙山線、作並駅手前にお釜を逆さまにしたような、標高520mの「鎌倉山」がそびえております。南斜面の断崖はクライマー達の格好の練習場となっております。

一般の登山道はないが、北斜面のゆるやかな雑木林を進むとよい。頂上には一等三角点しかないが、眺望は絶景です、秋の紅葉、初雪の眺めは“山水画”の絵のようですばらしいところです。

3.諏訪神社

JR仙山線愛子駅正面から南に約1kmの所に、諏訪神社があります。

当初西暦782〜806年頃、山神として祀られ、いくたの遍歴を経て、現在の社殿は元禄七年(1694)の着工、宝永二年(1705)の完工といわれております。

神社の裏山には土塁や間道、空堀が巡らされた山城の遺構が見られます。

境内には、昭和天皇陛下ご即位十年記念の歌があります。

平成11年歌会始御題 「青」

公害に耐え来しもみの青葉茂り

さやけき空にいよよのびゆく

4.仙台市天文台

西公園にあった天文台は、地下鉄東西線の駅舎建設に伴って、昨年12月に閉鎖されて現在、錦ヶ丘に新しく建設されております。

今までの天体ドームは姿を消し、新しい近代的な白い建物が見えてきました。

平成20年7月1日に開館の予定です。ぜひ、お子様と一緒に見学においで下さい。

天文台の規模・諸元については、次回で紹介します。

(記 片桐 眞次)

広瀬川温泉、赤生木(あこうぎ)温泉、定義(じょうぎ)温泉

消えた温泉、「広瀬川温泉、赤生木(あこうぎ)温泉」、一般の人の入れない温泉、「定義(じょうぎ)温泉」の紹介です。

 

広瀬川温泉:

広瀬川温泉は昭和41年 温泉脈を掘り当て同年温泉旅館を経営したとあります。湧出温泉の温度38度と立派な天然温泉で周辺の風物も良く、大変賑わったそうですが、現在は建物が残っているものの雑草、雑木が繁茂し閉館しておりました。

赤生木(あこうぎ)温泉(長寿の湯):

昭和25年の開湯で、湧出温泉の温度は47度と、ここも立派な天然温泉です。旧宮城町時代は「町民憩いの家」として温泉、旅館共、大いに賑わいましたが、大雨により旅館の敷地の崖が崩れる災害等で廃業し、建物も取り壊しております。噂では近くの人が湯舟を掃除して、今も温泉を利用しているそうです。

定義(じょうぎ)温泉:

定義如来、西方寺より奥へ、2キロメートル程の所に在ります。温泉の湧出温度は39度温めで一般の人の入浴は受け入れず精神療養の活用の温泉となって居るとのことでした(仙台市宮城総合支所聞き込み)。文献によると 開湯は慶長年間以前であると言われて居ますが記録に徴すべきものが見当たらないとのことでした。

以上3温泉を紹介してきましたが、昔の賑わい等の話で 今は淋しい限りでありますが、資料を見ると湧出量、温度共天然温泉として十分成り立って居りますので経営上の問題と思われます。復活隆盛を願う次第です。

参考資料・・・「宮城町誌」

(記 高橋 成美)

編集委員からのお知らせ・・・

当シリーズは今号を持って終了いたします。

仙山線シリーズ - 陸前白沢駅

「仙山線」シリーズ今回は「陸前白沢駅」についてご紹介いたします。

駅シリーズの陸前白沢駅は昭和6年8月開業で駅の住所は仙台市青葉区上愛子となっており、昔の上愛子村に属しております。駅の位置は仙台駅から9番目で観光地等何も無い所です。山形方面に向かって左側は田、畑が開けた平地でその先は低山地で秋保(名取川流域)との境界をなしています。右側は国道48号と広瀬川が平行していて鉄道と国道と川の間に縦方向に家々が連なり集落を形成しています。駅からの対岸の段丘は広瀬川と大倉川の合流点に位置し苦地地区の耕地として開けております。

白沢駅の利用客は昭和40年頃に1日平均約650人程ありましたが、道路の改良、車の普及に伴ない、現在平成16年度資料では1日平均80人となっています。仙台駅から33分と通勤圏として十分な近距離にもかかわらず静かな駅となっています。一つ手前の愛子駅は高等専門学校等もあり仙台近郊の住宅地として発展し、鉄道本数も15分から20分間隔で都市圏交通となっています。白沢駅周辺は中山間地の平地の少ない、兼業農家の点在する集落地でありますが、今後の仙台市の発展により大規模な宅地開発等が可能な風光明媚な所です。

(記 高橋 成美)

トピックス

“お年玉 年賀状一等当たりました 〜“574578”春から縁起が良い〜

2008年の年賀はがきで一等当選しました。女房の職場の同僚が年賀はがきの お年玉くじ一等当選番号と4番違いだったので出した人の誰かに当たっている‥‥。「職場の誰々に出した分かわかるか?」とのこと、住所録通りの順番で書いている。職場の中では貰った人探しとなったようです。

年賀を出したが返事を貰わなかった人等 バレバレもあったりして一騒動となったが、後日 娘の友達から「一等が当たった」と連絡があり、決着をみたものでありました。

女房が買ってきた年賀50枚を娘と2人で使っていた。私も何枚か使った様な気がしたが少し足らなくなった分、別に買ってきたので女房の買ってきたのは使わなかった、もし使えば私の出した誰かに?残念?

<後日談>年賀はがきは熊ヶ根郵便局から購入したとのこと、女房と同郷のお兄ちゃんと会話をしながら購入したとのこと、当たった 娘の友達は去年結婚した新婚さんですが、忙しくて新婚旅行も未だとかで「当選賞品に海外旅行があるので利用する。」とのことでした。一番違いのはがきは8枚あるのですが、見た人は1人だけでした、友人に話したら「末尾の番号から見るので一等の1番違い等見つけられないと思う。」とのこと、私もそうです。何をおいても 芽出たい 芽出たい。

(記 盟 首 一 酔)

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