平成23年秋号(vol.23)
鳳鳴大滝 | ||
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平成23年ボランティア活動状況 | |
みやぎ会では、東北地方整備局が行っている「ボランティア・サポート・プログラム」の認定を受け、国道48号の清掃活動を行っています。 活動は4〜9月の第4土曜日で、今年の活動日は下記のとおりです。当日は宮城総合支所駐車場に集合し、午前6時半から約1時間程度の作業を行います。 なお、8月は例年「ルート48クリーン運動」に参加するのですが、今年は東日本大震災の影響でクリーン運動が中止になったため、第4土曜日に通常の活動を行いました。 |
3月11日に発生した東日本大震災により被災した皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
趣味の一つ菊つくりについて。
菊の作りの始まりは、平成7年の福島勤務時代、地区の菊づくり講座に妻が参加し、始めたのが最初であった。作業を一緒に手伝っていたが、いつの間にか、自分の趣味の一つになった。
初心者が菊つくりを始めるのに、次の「絶対失敗しない菊作り十カ条」を教えていただき始めることに。
腐葉土(またはバーク堆肥)、粘土(または赤玉土)、牛ふん堆肥、黒土、ボラ土、モミガラクンタンなどを混合して使う。
素材は通気性があるものがよいようです。
・ 素焼き鉢 4号〜6号鉢育苗用
・ 駄温鉢 福助作り(5号鉢)ダルマ作り(7号鉢)の定植鉢
・ 菊鉢(瓦鉢) 定植用(8号・9号鉢位)
材質は鋼管製やアルミ製があり菊の生育に合わせて伸縮するものがあります。普通寸法、ダルマ作り用、福助用等。
3本仕立ての支柱のゆれ防止
花の形を保持します。
・鉢底フタ ・ラベル ・くくりひも
・鋏 ・噴霧器 ・フルイ ・ジョウロ ・ピンセット ・計量器 ・スコップ ・針金 ・銅線など
上記の資材や用具を用意して2年〜3年の間は10鉢程度から始め、その後、数を増やしていき60鉢程作ったりしました。今年は20鉢程度にしようと思っています。
菊作りはとても手間がかかります。1年を通して次のような作業を行う必要があります。
(1)挿し芽 〜 (2)小鉢上げ 〜 (3)摘芯 〜 (4)中鉢移植 〜 (5)三枝整姿 〜 (6)定植 〜 (7)増土 〜 (8)開花期の調整 〜 (9)脇芽摘除 〜 (10)蕾の選定 〜 (11)輪台の取りつけと花の手入れ 〜 (12)開花後の後始末 〜 (13)親株の管理
特に大変なのは水やりと病害虫の駆除、天気の良い日は朝に水をやっても夕方には乾燥して、しおれてしまう時もあります。また、ちょっと見ない合間に虫に葉を食べられたり、アブラムシが発生したりで管理が大変です。それでも秋になると大輪の色々な色の花を咲かせてくれることを思いつつ、また、道を歩く人々の心を少しでも癒してくれることを願いつつ菊つくりをしています。
「初めて菊づくりされる人へ」と次のようなことも指導され、実行するように努めています。
1に知識(読書、先輩から)、2に観察、3に見学
(灌水・施肥・農薬等)また、他に気をとられず自分の栽培場や手法にあった栽培方法を見い出す様に努める。
(記 八鍬 新治)
平成21年春号から『会員の広場』と言うコーナーを設けましたので、会員のあなた様の”常々思っていること”、”あなたの周りのあんな事、こんな事”等掲載をしていきたいと思いますので、是非ご愛読よろしくお願いします。
私が旧宮城町(みやぎ台団地)に来たのは、平成5年3月、それから早いもので19年目に入りました。当時は私の周りは空き地が多く春には砂埃が飛んでくる様な状況でした。今では空き地はあるものの、以前と比べるとかなり家が建っています。静かで好きな団地です。
私はもともとが田舎の山育ちの為、団地の傍がすぐ山なのが気に入っており、来たばかりの頃は、春などには山菜を探したり、好きな山野草を見に休みのたびに、よく山に入っていました。今も山には入りたいのですが、「熊に注意」なんて立て札を見たりで、ちょっと怖くて、あまり山には行っていません。草花の季節は春が一番で、近くの山にもいろいろな山野草や花が咲いていますが、最近は好きな草花や山野草などは家の小さな庭で眺めて楽しんでいます。
今咲いている素人作りの庭の花を2〜3ご紹介します。
ところで、みやぎ台団地には「みやぎ会」会員の方も多くいて、こちらに来た当時は、朝の通勤のバスでもよくご一緒になっていました。私はずっとバス通勤をしておりますが、最近は、顔を会わせる方は1〜2人で、それもたまにです。
来たばかりの頃は、バスも団地の中だけで満員になっていました。今は席も空いている状況です。一緒に通勤していた顔見知りの人も、18年の間に、1人減り、また1人減りです。しかし、新しくバスに乗ってくる人があまり見えません。若い人はマイカー通勤なのでしょうか。バスの乗客も敬老パスの人が結構多くなっています。
団地内の店も少なくなってしまいました。車を使えるうちはいいのですが、年老いたらどうなるのでしょうか。自分の住んでいるみやぎ台団地に限らない話とは思いますが、高齢化社会の寂しさを感じます。
でも、朝、通勤のバスから、大勢の通学の小学生が見られます。団地内にも結構子供がいるんだ、と思うと嬉しくなります。
3月11日の東日本大震災には驚きました。市内で仕事中の出来事でしたが、ほんとに死ぬかと思いました。市内から3時間あまりを歩いて帰りましたが、妻も家も、近くにいる息子夫婦も、何とか無事でした。しかし、その後の余震の怖さ、電気・電話・ガス・水道の復旧までと、通勤の大変さ。大変な思いをしましたが、沿岸の方々など被災された方を思うとこれぐらいと思ってしまいます。無事で良かったと大きな声で言えませんが本当に夢であってほしかったと思います。
いま、仕事で、少しだけですが、災害対応に関係しています。早期の復興を祈りながらの毎日です。
とりとめのない、旧宮城町に住んで18年の雑感です。
(記 諸澤 )
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